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布箱の箱(土台)について

この箱の中は何でできているの?
木ですか?
とよく聞かれます。

布箱の中の土台は厚紙です。

この布箱を作る工程は、カルトナージュの技法を使用して作っています。
カルトナージュとは、ヨーロッパの伝統工芸だそうです。
フランス語で厚紙がカルトン というらしいです。
カルトナージュというと、
ちょっとお上品な材料を使った箱が多いように思います。(知らんけど)←関西弁用語です
cartnnageを直訳したら日本語では段ボール?
日本で会ったフランス人に聞いてみたことがあります。(数人ですが)
カルトナージュ知っているって人にはまだ会った事ないです。

貴族の方の手袋いれとか?お裁縫箱
アンティークでカルトナージュの箱もよく販売されています。
あ、ondeの箱も100年後の蚤の市で販売されていたらいいなーと思います。
それくらい丈夫で長持ち
長い年月を経てもお使いいただけるはずです。

ondeでは気軽ににいろんな所でお使いいただける
布箱と呼んでいろんなサイズでおつくりしています。

ondeでは主に2mmの厚紙を使用しています。
主にカッターナイフでカットしますので、自分の好きなサイズを作ることができます。

2mmの厚紙で土台となる箱を作り、接着剤で貼っています。

接着は?
普通のコニシの木工用ボンドです。

厚紙で土台を作った後は
水貼りテープで固定補強します。

それから布を貼っていきます。

布を貼る際はケント紙という薄いしっかりとした紙を間に挟んでいますので
見えないところで、しっかりと丈夫にしてくれる仕事をしてくれています。
このケント紙ってすごいなと感謝しています。
布と紙を貼るときも、同じ木工用ボンドを使用しています。

カルトナージュの専用の接着剤とか、フランス製とか、水で薄めるとか、水のりを配合したり等もあるようですが、
ondeでは木工用ボンドを原液で使用しています。
このボンドが乾燥するとギュッと箱を引き締めて硬くなります。じわじわと☆

ふんわり優しい手触りですが、しっかりと丈夫な布箱ですので
長くお使いいただけます。

ondeの看板を布箱と同じように作って使っているのですが
手づくり市で大雨に合って、剥がれかけたのですが、
はがれた部分をぎゅっと押さえて乾燥させてたら、元に戻りました!
その際に、ボンドを足したりはしていません。
今も元気におります。
という感じで丈夫です。

アクセサリーの整理をすることができた!とか
見てるだけで癒されると言っていただけて
クッキーを入れたいと思ったことから始まった布箱が
使う方に喜んで頂ける布箱になり、お役に立てることができて本当に嬉しいです。

ぜひ、一度お手に取ってご覧になっていただきたいです。

現在は、大阪の 阪急うめだ本店 10階の文具コーナー
スーク文具店さんにてお取り扱いいただいております。
いつも同じものがあるとは限りませんが、
その時の出会いを楽しみにしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

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